2014年最後の日。捜査協力での鍵開け

        2014.12/31 18:08



2014年もいよいよ残すところあと数時間となりました。



皆様にとって、2014年はどんな年でしたでしょうか?



カギの救助隊福岡は、あと二時間弱で本年の営業を終了しますが、本年もたくさんのお客様に支えて頂いたなと、改めて感謝しております。



皆様のおかげをもちまして、無事に新年を迎えれそうです。



そんな2014年最後の日は、福岡以外の警察署からの、強制捜査の際の鍵開けのご依頼でした。



早朝から、警察官の指示があるまで、現場付近で待機し、指示があれば鍵開けに取り掛かると言う仕事です。



そんな感じで、久しぶりに日の出前に現場に行きましたので、若干睡魔が襲って来ています。




家宅捜索の際の鍵屋の仕事


家宅捜索では、鍵屋がどんな風に仕事をするのか。



気になってる方もおられるかも知れません。



最終的に鍵を開けるわけですが、それまでに色々な段階があります。



今回の場合、指示があるまでなるべく目立たないように待機しておいて欲しいとの事で、早朝の指定された時間前に、現場近くで待機をしていました。


しばらく待機していると、携帯電話に、今から被疑者宅へ行くので合流するようにと、掛かって来たので、捜査員と合流し、現場に向かいました。



家宅捜索に限らず、裁判所からの差し押さえなども同じような作業内容となります。

家宅捜索は早朝から


ところで、家宅捜索は何時から始まるのでしょうか。



時と場合によって時間の前後はありますが、早朝から始まります。



皆が寝静まっている時間に、捜査員がドアのチャイムを鳴らします。


早朝だと確実に在宅しているからだからでしょうか。




今回もまだ夜が明ける前から、突入が始まりました。



私はそのさらに前の時間から、現場近くで待機していましたが、大晦日の明け方ら寒く、寒さに耐えておりました。


今回の鍵開け


結論から言うと、今回は鍵開けはありませんでした。


捜査の関係上、ここでは詳しく書きませんが、ピンポンを押した捜査員の話術が上手く、すんなりとドアを開けられたので、鍵開けの必要がありませんでした。



もちろんここで抵抗をされた場合は、鍵開けとなっていたと思います。


が、その状況での鍵開けは、鍵開けをしている私にも危険がありそうなので、出来れば遭遇したくないですね。



ところで、今回は九州以外の県警察からのご依頼でした。



依頼のお電話を頂いた時、確実に鍵開けが出来るかどうかを心配されていたのですが、警察官から、福岡某所の被疑者宅があるマンションの物件名を聞いた時、そのマンションにはどんな鍵が付いているかわかったので、大丈夫ですよとお答えしました。



すると、とても心強いですと喜んでくださいました。


カギの救助隊福岡では、年間たくさんのマンションに鍵交換にお伺いしてるので、どの物件はどんな鍵が採用されてるか、だいたい記憶があります。


依頼を終えて


今年の大晦日は寒く、また指定された時間が早朝のためさらに一段と寒かったです。


その寒い早朝、あまり不自然のないように待機せねばならなかったので、気を遣いました。


待機中に、近所の人に怪しまれて、声を掛けられるような事があれば、捜査の邪魔になる可能性もありますので。


その点に関しては、自分は見た目が怪しい方ではないので、大丈夫だとは思いますが(笑)



今回の依頼を終わってみて、鍵開けがなくて、良かったなと思いました。



捜査員がピンポンを鳴らし、中からインターホン越しに対応した被疑者の感じからすると、もし鍵開けをしていたら、自分に危害を加えられる可能性があったなと思いました。


そういった意味では、上手く話術で、ドアをすんなりと開けさせた捜査員の方には感謝しています。



ちなみに、鍵開けが行われなかった場合、作業料金は支払われませんが、出張料は頂けます。



(鍵開けの有無に関わらず、一律の料金の会社もありますが、カギの救助隊福岡では、鍵開けが無い場合、作業料金は受け取りません)



今回は、本日の警察依頼の鍵開けのお話でした。


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