先日、カード式の鍵を採用したマンションのオートロックの修理に行って参りました。
実はこの案件は非常に特殊な案件でした。
何が特殊だったのか。
それは、実はこのオートロック、他社が修理したのですが、手抜き工事だったため、マンションの管理会社からその補修を依頼されたのです。
そのマンションを管理している管理会社のご担当者様からご依頼のお電話を頂いたのは、夜でした。
その内容は以下の通りです。
「管理しているマンションで、カード式の鍵を採用しているところがあるのですが、そのオートロックのカードリーダーの修理を他社が行ったようです。
が、取り付け方法が悪く、本体とカードリーダーの間に隙間が出来ていて、その隙間からカードを落とし込む入居者が多数出ているのです。
さらに取付業者のその後の対応が悪く、入居者の方々がお怒りになられたそうです。
入居者の方々からあの業者ではなく、違う業者に修理を依頼して欲しいとの要請があったのですが、御社で何とかなりますか?」
(※カードリーダーとは、鍵で言う鍵穴の部分)
と言ったものでした。
とにかくすぐにお伺いいたしますと伝え、現場に向かいました。
現場に着くと、困った顔の管理会社のご担当者様が。
早速オートロックのカードリーダー(鍵穴部分)をチェックしてみると、しっかりと取り付けをされておらず、隙間だらけになっていました。
そこで、一度オートロックを分解しました。
間違ってた取り付けを方法をされていたので、カードリーダーを一旦取り外し、取付金具部分も作り直しました。
実はここで、予想外の出来事がありました。
実はこのマンションは、以前鍵工事でお伺いしたことのあるマンションでした。
そして、一番お怒りになられていた入居者さんが、実はその時に当店に補助錠の取り付けをご依頼頂いた方でした。
その入居者さんは、私たちの顔を見るなり
「あなた方が修理してくださるなら安心ですね」
と、言ってくださいました。
お客様が当店に、玄関の補助錠の取り付けをご依頼してくださったのは、一年以上も前の事でしたが、覚えて下さってました。
お客様と、当店の信頼関係を見て、管理会社のご担当者様も、御社に頼んで良かったと、胸を撫で下ろして下さいました。
そして無事に修理を完了しました。
ご入居者様に喜んで頂きました。
クレームが丸く収まったと、管理会社のご担当者様からも喜んで頂きました。
カギの救助隊福岡では、鍵の1修理あたり概ね8400円で行ってるのですが、その金額にもお喜び頂けました。
作業後、先ほどのご入居者様が教えて下さいました。
「実は、自分たちが怒ったのは、取り付けが悪かったからだけではないのです。
その業者に、隙間からカードを落としてしまうとクレームを言ったところ、それはあなたの使い方が悪いと、逆に吐き捨てるように言われ、クレームを一切聞き入れてもらえなかったからです」
と。
少し長くなってしまったが、カギの救助隊福岡では、オートロックの鍵関係の修理もお受けしております。
オートロックの鍵の調子が悪いなど、お困りの事がありましたら、いつでもご相談ください。