木製引戸に鍵取付(引戸錠・戸先鎌錠)

今回は、木製の引戸に鍵を取り付ける工事の施工例をご紹介します。

 

引戸と言うと、二枚の戸の両方がスライドする引違戸が多いのですが、今回は一枚引き戸です。

木製引戸(施工前)
今回鍵を取り付ける木製の一枚引き戸

引戸錠と一口に言っても、面付鎌錠・チューブラー鎌錠・戸先鎌錠など、たくさんの種類があります。

実は二枚の戸が動く引違戸に使われる、引違戸錠も、引戸錠の一種です。

 

引戸に鍵を取り付ける場合、それら引戸錠ではなく、あえてドア用の面付本締錠を付けることもあります。

 

そんな様々な施工方法がある引戸ですが、今回はその中で戸先鎌錠と言うものを使います。

 

戸先鎌錠を取り付けた後の写真は以下の物です。

木製引戸(施工後・鎌の部分アップの写真)
戸先鎌錠を取り付けたところ。撮影のために鎌を出している。

写真では鎌状のデットボルトが出ていますが、これは撮影のために出したものです。

実際は、戸が開いた状態では、破損防止のため鎌は出て来ないようになっています。

 

この鎌が、戸枠の方に引っ掛かり、鍵がかかるシステムとなっています。

取り付け工事の説明

それではここから、取り付けの工事風景を載せていきます。

 

下の写真は、穴あけ加工前の木製引戸です。

穴あけ加工前の木製引戸(室外側)
穴あけ加工前の木製引戸
穴あけ加工前の木製引戸(室内側)
こちらは室内側からの写真

この木の引戸に、戸先鎌錠を入り込むための穴を開けていきます。

木製引戸(施工中)穴を開けているところ
ノミを使って穴を開けていきます。

そして、戸先鎌錠の錠本体を入れるサイズの切り欠き穴が彫れたら、錠本体を取り付けて完成です。

 

木製引戸(施工後・鍵穴アップの写真)
錠前を取り付けた完成写真
木製引戸(施工後・サムターンアップの写真)
写真では見づらいですが、こちらは室内側のサムターン。
木製引戸(施工後・戸の全体的の写真)
取り付け後の室外側からの写真
木製引戸(施工後・戸のアップの写真)
こちらは鍵を閉めた時の写真です。

取り付けた後、鍵がちゃんとかかるかどうかチェックして、完了です。

引戸に取り付ける鍵について

最初に書いた通り、引戸への施工方法はかなりたくさんあります。

 

戸の材質や戸枠の形状はもちろん、使い方・求める防犯性能によってもずいぶんと異なります。

そのため、都度都度のお見積りとなります。

 

今回と全く同じ工事の場合で概ね35000円(税別)ですが、戸によって金額は前後します。

 

LINEで写真を送ってくださいましたら、大体いくらくらいかかるのかの見積もりをお出しし出来ますので、よろしければご利用ください。

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それでは今回の施工例はこの辺りで。

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