福岡県下で振り込み詐欺が多発中

ご家族から、また大切な親友からの、緊急での振込み要請・・・

 

 

 

でも、ちょっと待って。

 

 

 

その電話は、本当にあなたの知っている大切な方ご本人でしょうか??

 

 

 

または、役所の担当者から、還付金の返還があるので、銀行のATMに来てくださいと電話がありましたか??

 

 

しかし、警察や役場の方が、銀行の暗証番号を尋ねたり、現金を振り込んで下さいなど指示することはありえません。

 

 

 

テレビやラジオで、これほどにまで振り込め詐欺への注意を喚起されているにも関わらず、残念ながら振り込め詐欺の被害は後を絶ちません。

 

 

カギの救助隊福岡コラム,振り込め詐欺注意

・ここ数日、福岡県下で振り込め詐欺が多発中です。

 

この記事は2013年3月10日に書いていますが、

 

 

・3月6日から3月7日にかけて、直方市、宮若市、鞍手郡内において、息子をかたる男から「慰謝料を払う必要があるから弁護士の口座にお金を振り込んでほしい。」などと言って現金をだまし取る振り込め詐欺事件が3件発生

 

 

・3月7日午後1時40分ころから午後3時ころの間に、直方市で、息子を名乗る男が「浮気の示談金で100万円必要」などと言って現金をだまし取る振り込め詐欺が連続発生

 

 

 

・3月7日午後1時38分ころ、久留米市で、社会保険事務局の職員を装い「医療費の払い戻しがあります。」「直ぐに還付金の振込みを行いますので近くのATMまで行って下さい。」などと言って現金をだまし取る振り込め詐欺が発生

 

 

・3月7日午後1時ころ、飯塚市で、市役所の職員を装い、「医療費の払い戻しの書類を送ったが届いていますか。」「今日中に手続きしないと、払い戻しがありません。」などと言って現金をだまし取る振り込め詐欺が発生

 

 

 

と、ここ数日、福岡県下で振り込め詐欺の被害が多発しているのです。

 

 

 

・振り込め詐欺の被害に遭うのは、決して年老いた方に限った事ではない

 

 

以前、とある振り込め詐欺の被害者の家族が、被害に遭った経緯を公開していました。

 

 

 

その方によると、振り込め詐欺の被害についてのニュースを見る度、ボケた人がまた被害にあったんだなーと、思っていたそうです。

 

 

 

まさか、自分の家族が、被害に遭うとは、夢にも思わなかったと。

 

 

 

その方の話では、その方のご両親はまだ、心身ともにご健在で、普段から注意深い性格なため、振り込め詐欺の被害には絶対に遭わないだろうと思っていたそうです。

 

 

 

ところが、ある日、離れて暮らすその家の長男を名乗る人物から

 

 

 

 

「女性を妊娠させてしまった。慰謝料が300万円必要だから今すぐ貸して欲しい。

 

 

こんなことが妻にバレたら大変なことになる。

 

 

相手は、振り込まないと僕の会社に乗り込んで行くぞと言っている。

 

 

このままでは会社での立場が・・・

 

 

この事は他の家族にも内緒にしていて欲しい」

 

 

 

との電話があり、その後間髪いれず、今度は弁護士を名乗る男から、

 

 

 

「息子さんの事は、私に任せて下さい。

 

 

 

お母様は何も心配要りません」

 

 

 

と電話があり、すっかり騙されて振り込んでしまったのだそうです。

 

 

 

 

とても巧妙な話しぶりと迫真の演技で、まさかそれが詐欺だとは思わなかったそうです。

 

 

 

 

・このように、振り込め詐欺は決して他人事ではありません。

 

 

多くの場合、うちの家族は大丈夫と思っているのではないでしょうか?

 

 

 

しかし、この方のお話にもあるように、心身ともに健康な方でも、すっかり騙されてしまう事があるそうです。

 

 

・では、どのようにして、振り込め詐欺の被害を防げば良いのでしょうか。

 

 

警視庁のホームページでは、以下の方法が紹介されています。

(以下は警視庁ホームページからの転載です)

 

 

 

■ その1留守番電話の活用

 

○ 常時「留守番電話」にセットしておき、電話がかかってきてもとりあえず「留守番電話」で受けましょう。身内の方と「合言葉」を決め、相手が確認できたら受話器を取りましょう。

 

○ 留守番電話のメッセージを吹き込み直すのも効果的です。

「ご用件の方はお名前と用件をどうぞ。身内の方は合言葉をどうぞ、確認ができなければ電話にはでません。」

「振り込め詐欺対策として、お名前とご用件を確認しています。不審な電話はすぐに警察に通報します。」

 

※ 一人暮らしの方は、自分の名前を先に名乗るのはやめましょう

 

 

■ その2ナンバーディスプレイ機能の活用

 

○ 別途の契約が必要ですが、電話をかけてきた相手の電話番号がわかるナンバーディスプレイサービスです。詳しくはお近くの電話会社で確認してください。
 

 

■ その3「ATM利用限度額」の引き下げ

 

○ あらかじめ、ATMによる1日あたりの利用限度額を引き下げておくことができます。

 

「還付金等詐欺」では、ATMの操作誘導や、ATMの操作手順を電話で指示をして、本人の気づかないうちに犯人の口座にお金を振り込ませるものですが、あらかじめ「ATM利用限度額」を引き下げておくことで、万が一振り込め詐欺の被害にあった場合でも、その利用限度額までしか振り込めないことになりますから、被害を最小限にすることができます。

 

詳しくは、金融機関の窓口で相談してください。

 

 

 

 

・出来ることから早急に対策をしましょう。

 

 

合言葉を決めるとは、良く聞きますが、ATMでの一日の利用限度額を低くするなどと言う方法は知りませんでした。

 

 

 

私には、故郷に離れて暮らす両親がいますが、たまに電話をすると、私の声を聞くなり、

 

 

 

「久しぶりやね、どうした?」

 

 

 

と、私が本人であるかどうか確認することもなく、話を始めます。

 

 

 

「そんなことでは、振り込め詐欺の被害に遭うよ!!」

 

 

 

と、言うのですが、

 

 

 

「わしがお前の声を間違えるはずがない」

 

 

とか、

 

 

「振り込めと突然言われても、振り込むお金がないから大丈夫」

 

 

 

などと言うのですが、とても心配です。

 

 

 

この先も治安はどんどん悪化し、振り込め詐欺が増えるかもしれません。

 

 

 

福岡県警察からの情報を見て、出来る事から対策せねばならないなと、改めて思いました。

 

 

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