使いにくいサムラッチ錠をレバーハンドルへ(2)

ここでは、サムラッチ錠(装飾錠)から、レバーハンドルへ切り替えた工事についてご紹介いたします。

 

サムラッチ錠は、装飾錠とも呼ばれる通り、デザインが凝ったものが多いのですが、親指で操作するため、使う方によっては使い辛さを感じられるようです。

特に、経年劣化が始まると、親指の操作部分が硬くなり、親指にかなりの力が必要となったりします。

 

そのため、場合によっては今回のように、レバーハンドルへ切り替えた方が良い場合がございます。

今回の工事の紹介

ちなみに、今回のご依頼は、この家から離れて暮らしておられるお子様から、

(ご実家のご両親が高齢のため、使いやすいものへ切り替えてほしい)

と言った内容のご依頼でした。

 

様々な案を提案させて頂きましたが、今回は上で説明した通り、レバーハンドル錠へ交換させて頂きました。

それではここから、順を追って工事内容のご紹介をさせて頂きます。

 

今回工事するドアは木製です。

木製ドアについたサムラッチ錠
施工前のサムラッチ錠

ラッチの部分が小さいため、レバーハンドル錠へ切り替えるためには、大きく加工をしなければなりません。

 

その大きく加工せねばならない箇所がどの部分か、わかりやすくお伝えするため、写真に印をつけました。

緑の丸で囲んだ部分が、加工の必要な箇所です。

施工前のサムラッチ錠のラッチ部分
緑の丸で囲んだ場所が加工する必要がある部分。

サムラッチ錠からレバーハンドルへ切り替える際、加工する面積の大きさで金額が変わってきます。

今回は加工する面積が大きく、加工料金がかかる工事となります。

以下の写真は、取付穴の加工前と加工後の写真です。

サムラッチ錠取り外し後
サムラッチ錠を取り外した後、加工前の写真
レバーハンドル錠に交換するために加工した後の写真
こちらはレバーハンドル錠へ交換するために加工をした後の写真
レバーハンドル錠交換後
加工した穴へ、レバーハンドル錠を入れ込んだ後

レバーハンドル錠の錠ケースの方が大きいため、穴を広げたことがお分かりいただけましたでしょうか。

下に、切り替え前のサムラッチ錠と、切り替え後のレバーハンドル錠のケースの比較写真を載せます。

サムラッチ錠とレバーハンドル錠
比較写真・上が切り替え前、下が切り替え後
レバーハンドル錠へ切り替え後の完成写真
完成後の写真です
施工前の室内側
室内側の施工前
施工後の室内側
施工後の室内側

外側はサムラッチからレバーハンドルになりましたが、内側もドアノブからレバーハンドルに変わりました。

使い勝手はかなり向上したのではないかと思います。

 

ちなみにこちらはLINEにてお問い合わせのお客様でしたが、施工後お喜びの声を頂きました。

大変な工事でしたが、やってよかったと思った瞬間です。

カギの救助隊福岡のLINEに届いたお客様からのメッセージ
カギの救助隊福岡のLINEに届いたお客様からのメッセージ

今回の工事のまとめ

今回の工事は、既存で付いていたサムラッチ錠のケースの大きさが小さく、ケースの大きなレバーハンドル錠に切り替えるために、大きく加工が必要でした。

 

そのため、今回は加工工事費込みで、総額が46000円(税別)でした。


比較的加工が少なかった アルミ製ドアにてサムラッチ錠をレバーハンドル錠に切り替えた時の施工例も載せておりますで、併せてご覧ください。

使いにくい錠をレバーハンドルに(1)


最後に、参考までに使用した部品を載せますと、今回は

鍵穴には標準的なU9

レバーハンドルはアルミ製シルバー色の標準デザインのものを選択いたしました。

 

金額は、加工の範囲の他、装着をご希望されるシリンダー(鍵穴)、レバーの材質・色・デザインで大きく異なります。

 

そのため、基本的には都度都度見積りをお出しする形となりますので、サムラッチ錠をレバーハンドル錠に切り替えをご検討のお客様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

また、LINEにてお問い合わせ下さいますと、割引もございますので、ご利用ください。

 

それでは、今回の施工例はこの辺りで。

 

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