ドアクローザーの新規取付

こちらのページでは、現在ドアクローザーが付いていないドアに、ドアクローザーを新規で取り付けする工事を紹介いたします。

 

今回のご依頼は、とある店舗からのご依頼で、ステンレス製の親子扉の、ドアクローザーが付いていない子扉の方に、ドアクローザーを付けたいと言う内容でした。

親扉の方には最初からフロアヒンジが内蔵されていて、ドアがゆっくりと閉まる状態ではあるものの、子扉には何もついていないので不便だとのことでした。

親子扉は多くの場合、親扉の方にはドアクローザーがついていて、子扉の方にはついていません。

それは、通常は親扉の方を使い、子扉の方は、大きな荷物を搬入する必要がある時など、間口を広げる必要がある時だけしか使われないからです。

つまり、ごくたまに使われるだけの子扉には、コストをかけてまでドアクローザーを付けている必要はありませんね。

そういうわけで、子扉にはほとんどドアクローザーが付いていないのです。

 

今回のドアも、子扉には何もついていませんでした。

ですが、こちらのお店では、営業中子扉を開け閉めする機会が多く、また夏などはドアを親・子ともに開放しているので、今のままだと、一回一回子扉の方に、ストッパーを入れねばならず不便なので、ストップ機能付きのドアクローザーを付けたいとのことでした。

実際にドアクローザーを取り付けていきます

そういうわけで、ここからは実際にドアクローザーを取り付けて行きます。

ドアクローザーを取り付ける面はこちらです。

このドアの上の部分にドアクローザーを付けるのですが、ドアの形だけではなく、ドア枠の形もよく考慮しなければなりません。

枠の形次第で取り付け位置も変わりますし、場合によっては、ドアクローザーのアーム部分のブラケットと呼ばれる部分の形も標準ではないものを選択せねばならないからです。

ブラケットについては種類が多く、本体は一緒でブラケット違いの製品がたくさんあり、また本体自体もドアの重量によっていくつか種類があるため、すべての物を在庫で揃えれているわけではないので、場合によってはその日は現場調査のみで終わることもあります。

 

今回は、在庫品の中で対応できるものがありましたので、その日のうちに対応ができました。

ドアクローザー取り付け後

ここからは、ドアクローザーを取り付けた後の写真を載せます。

 

本当は施工中の写真も撮りたかったのですが、福岡市の一番中心部であるお店での工事であったことと、営業開始時間までに完成させねばならないと言う時間的な縛りがあったこと、一人で工事をしていたことなどがあり、写真を撮っている暇がありませんでした。

また、このドアが木製だったりアルミ製だったりすると、取り付けも割と容易なので余裕があったのですが、このドアはステンレス製であるため、取り付けにかなりの時間と労力が必要だったため、まったく余裕がありませんでした。

ステンレスは硬い金属なので、元々なかなか穴が開かないのですが、このサイズのドアに使われるステンレスは、板厚がかなり分厚く、ドリルの刃が、なかなか入っていてくれません。

そのため、同じ金属でも鉄製のドアに比べると1.5倍くらい、木製のドアに比べると倍以上の時間が掛かります。

そういうわけで、写真を撮る余裕がありませんでした。

こちらはドアを開けたところの写真。

ご要望通り、ドアを開いたところで、ドアクローザーのストップ機能がかかるようにしています。

 

ドアのストップ機能がかかる、ドアの角度については、割と細かく設定が出来ますので、ご希望のストップ角に設定いたします。

(ドアクローザーは、ストップ機能付きと無しがありますので、ご注文いただく際に、ストップ機能が必要かどうかご指定下さい。

今回の取り付け工事のまとめ

さて、今回のステンレス製扉に、ドアクローザーを新規で取り付けをした工事の総額は、ドアへの穴あけ工事費、部品代や福岡市内への出張費など込みで、27000円(税別)でした。

新規取付とは、現在ドアに何もついていない状態で、新しく穴あけ加工が必要な場合の事です。

そのため、現在ドアクローザーが付いている、もしくは過去についていて穴が残っている場合は取替(交換)となりますので、穴あけ工事費はかかりませんので、その場合は、同じようなドアでも、金額は下がります。

 

ドアクローザーの新規取付は、ドアの重さ・材質で金額が異なります。重さによって、必要とされるドアクローザーの能力が違うことと材質によって工事の難易度が変わるためです。

今回は加工のしにくいステンレス製で、ガラスも入っていたため、ドアの重量が重く、ドアクローザーも能力の大きな物を使用しましたので、27000円という金額になしましたが、木製の軽量ドアなどで、ドアクローザーに大きな能力が必要でないドアあれば、16000円ほどで収まるものもございます。

 

余談ですが、ドアクローザーの能力については、大きければ良いということはありません。軽量ドアに大きなドアクローザーを付けると、ドアを開けるたびに力が必要になります。

逆に重量扉に能力の小さなドアクローザーを付けると、ドアクローザーがドアの重量に耐え切れず、内部がパンクしてしまいます。

 

ドアクローザーの新規取付をお考えのお客様で、うちのドアだと金額が幾らくらいかかるのだろうとお思いの方は、LINEにてドアの写真を送って頂けると、ある程度の見積金額を出せると思います。

LINEにて写真をお送りのお客様は、以下のバナーよりカギの救助隊福岡のLINEのページへのお進みください。

なお、誠に勝手ながら、LINEでのドアクローザーの新規取付の見積もりの受付は、カギの救助隊福岡の出張エリア内のお客様に限らせて頂きます。

 

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