阪神淡路大震災から今日で20年

 

本日は2015年1月17日です。

 

 

ちょうど20年前の今日、阪神淡路大震災が発生しました。

 

 

阪神淡路大震災があった時、私は兵庫県の西宮市内にある高校に通う高校生でした。

 

 

あの日は、本当に恐ろしい一日でした。

 

 

いや、あの日だけでなく、その後数ヶ月にわたり余震があり、数ヶ月間本当に恐ろしかったのを覚えています。

 

 

幸いなことに、私の住んでいた家は全壊しましたが、家族は全員無事でした。

 

 

(詳しく言うと、最初は半壊認定でしたので住んでいたのですが、あまりにも壊れ方が激しく、修復不可途中ということになり、全壊認定に変わり、住むことが出来なくなったのです)

 

 

あれから20年、月日が経つのが本当に早く感じます。



今日は関西の方と縁のある一日でした。


そんな阪神淡路大震災から二十年目の今日は、関西の方と縁のある一日でした。



まず、今日一番最初にご依頼を下さったお客様は、関西から福岡に、結婚式に参列するために来られていたご夫婦でした。



お車の鍵のトラブルと言う事で、お電話を頂きました。



ご主人様はたまたま私と同い年の方でした。



「あれからもう20年だね」



と、話ました。




お昼すぎ、同じ西宮市内の中学に一緒に通っていた同級生から、会社の倉庫の鍵開けのご依頼を頂きました。




彼とは、本当に偶然に福岡で会いました。



お互い、福岡に来て、仕事をしているなんてことを知らなかったので、かなり驚きました。



阪神淡路大震災では、同級生やその家族の中にも、震災の犠牲となり、お亡くなりになられた方もおられます。



その為、二十年前の話となると、重い話となってしまいます。




もっとたくさんの方のお役に立ちたい



二十年前の事は、あまり思い返したくない事もあります。



あの時は、まだ高校生でしたので・・・



と、言うと、自分自身に対する言い訳のようになってしまいますが、あの時自分にもう少し勇気があれば、何人か助けることができたのかもしれないと思ったりして、未だに心の中にわだかまりがあります。



そんな私に比べると、父と母は、震災の混乱の中でも、多くの人の役に立っていたと思います。



震災当時、私の父と母は、小さなお店を営んでおりました。



父と母は、震災の後、再び地震が来たら自分たちの身が危ないにもかかわらず、グチャグチャになったお店を開け、一生懸命水や食料などを仕入れて売っておりました。



震災の後は、電車やバスも止まり、普段なら20~30分もあれば到着する大阪まで、みんな数時間掛けて行き、水や食料を買って来ていました。



特に水はその時期、どの店でも売り切れが続いていて、再入荷のめどがたたないと言う状態でした。



そんな状態であるにも関わらず、父の店では、早い時期からペットボトルの飲料水や、パンなどの食糧の仕入れを確保が出来ていました。




父の店に買い物に来たお客さんが



「あぁ、5時間もかけて大阪で水を買って戻ってきたのに、この店には水が売っている」



と、喜んでおられたのが印象的でした。



食料を求めてやってくるお客様のためにと言って、両親はクタクタになりながら、休みも取らず、寝る時間も削って店を開けていました。




とは言え、仕入れが確保出来た最初の方の頃、付近のどの店にも食料品がなく、近所の方々もまさか両親の営む小さな店に食料品があると思わず、遠方にばかり行っていたのか、お客様が来ず、せっかく確保したパンなどの賞味期限が来てしまってました。



賞味期限が近づいてしまった食料を、たまたまやって来たお客様や、近所の方に配っていました。




そんな父や母には、到底及びませんが、私も縁あってここ福岡で鍵屋を営ませて頂いておりますので、父や母のように沢山のお客様のお役に立てるよう、精進していかねばと思います。



昨今は、お恥ずかしい話ではございますが、悪徳なやり方をしている鍵屋もたくさんございます。



ホームページさえあれば、店舗がなくとも簡単に参入できるこの鍵業界ですので、たくさんの得体の知れない会社が、出来ては潰れしています。



特にここ数ヶ月は、お客様から、無茶苦茶な営業をする鍵屋にやられたと聞かされることがあります。




鍵屋にやられたとおっしゃられるとあるお客様



これは昨年末の事です。



福岡市内某所にお住まいの、とあるお客様から、鍵開けのご依頼を頂きました。



なんでも、家の中にある間仕切りの鍵を、子供が触っていたら、鍵をかけてしまったとの事でした。



話をお聞きすると、ボタン錠とも呼ばれる円筒錠のようで、裏側のボタンを押してからドアを閉めるとロックが掛かったようでした。



「そうでしたか、鍵は壊さずに開けれますが、ピッキングをしないといけない為、申し訳ありませんが、8000円と消費税が掛かります」



と、お伝えしたら、



「さっき来た別の鍵屋は、その何倍もする金額を提示してきたので、その金額ならすぐに来て欲しいです。



その鍵屋は、電話の対応も御社と違って横柄でした。



ちょっと話を聞いてもらえますか?」



とおっしゃられました。



ご自宅の方へお伺いをすると、お客様が開口一番



「どうしても怒りが収まらないので聞いてください。



先ほど別の業者に来てもらったのですが、来た作業員が、あなたのようにニコニコしていなくて、むすっとしていました。



どの鍵を開けたらいいとですか!?



と、偉そうに言われ、案内すると、むすっとしたまま家の中に入ってきました。



金額はおいくらかかるのでしょうかとお尋ねしたら、御社の倍以上の金額を言われました。



私は母子家庭ですので、その金額は払えないですと言ったら、怒り出して、それならキャンセル料を払うように迫られたんです。



あまりにも怒鳴るので、お金を払って帰って頂きましたが、どうも納得がいかないのです。



どう思いますか」



と、おっしゃられましたので、私は



「電話で問い合わせをした時に、金額は聞かなかったのですか?」




と、お伺いをしました。



すると



「金額を訪ねたら、見ないと金額はわからないので、とにかく作業員を向かわせますと言われました。



そして作業員からあまりにも法外な金額を言われたので、お断りをしたら、断るならキャンセル料を払うのが当たり前の事でしょうがと言われたのです



御社では本当に8000円の消費税で鍵を開けてくれるのでしょうか」



と、不安そうに聞いてこられましたので、



「もちろんです。



ここで突然金額を上げることはありません。



もし、お客様が電話でおっしゃられたことと、現場の状況が違い、やむを得ず、最初にお伝えした金額と相違が出るときは、きちっとご説明をさせて頂きますし、もしご納得を得られない場合は、作業をいたしません。



その場合はもちろん料金は発生しませんよ」



とお伝えしました。



「お客様が先ほど依頼した別の鍵屋というのは、下請けを使っているだけの業者でしょう。



そのため、元請の会社から紹介料を取られるので、そのような金額を提示してきたのでしょう」



と言って、他社とカギの救助隊福岡の違いについてもご説明をさせて頂きました。



(下請けを使っている業者と、カギの救助隊との違いについては、カギの救助隊の鍵工事が安心低料金の理由のページをご覧下さい)




こうして無事に鍵開けをしたのですが、その家はご依頼主が賃貸で借りていて、そのドア(子供部屋に使っているとの事)の鍵を不動産屋さんからもらっていないそうで、また鍵が掛かるのが心配だということだったので、ご依頼主様のご希望通り、鍵がかからないようにしてあげました。



本来なら、錠前を分解せねばならない作業でしたので、作業料金が掛かるのですが、ご依頼主さまは、当社の前にやって来た鍵屋に、キャンセル料として、高額なお金を払っていて、気の毒でしたので、今回に限り、無償で作業をさせて頂きました。



どの業者だったかはもちろんここでは書きませんが



「芸能人をマスコットキャラクターに使用したホームページの鍵屋でしたよ」



と、お客様が教えてくれました。



キャンセル料についての明記もなく、またとりあえず金額がわからないので作業員を派遣しますと言われたのに料金を強引に払わされた事に納得がいかないので、消費者生活センターに相談しますとの事でした。



実は、その前日にも同じような事をおっしゃられたお客様がおられました。




これからもカギの救助隊福岡をよろしくお願いいたします


上記のお客様の例は、まれなことかも知れませんが、雑な工事をしたり、現場で突然値段を上げてきたりと言う鍵屋が多いのは事実です。



「カギの救助隊みたいな鍵屋が増えれば良いのに」



「最初から御社を見つけることが出来たら良かったのに。



もっと誰もが、カギの救助隊福岡をみつけたり、紹介してもらえたり出来るように、大きくなってください」



と言ってくださるお客様がたくさんいます。



大きなことを言うようで恐縮なのですが、多くのお客様がおっしゃられるように、私どもがもっと成長をし、大きくなることが、悪徳業者を締め出す事に繋がるのかもしれません。



カギの救助隊福岡はまだまだ小さなお店です。



が、作業に対するこだわりは、他のどの鍵屋にも負けていないと自負しています。



後半は、阪神淡路大震災の話から少し逸れてしまいましたが、これからも一番お客様のお役に立てる鍵屋益々精進していきますので、カギの救助隊福岡をどうぞよろしくお願いいたします。





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