トイレのドアに閉じ込められる事故に注意

カギの救助隊福岡コラム,第三回

トイレから出ようとして、ドアノブを回したら、空回りしてドアが開かない。

 

 

 

このようにして、トイレの中に閉じ込められる事故って、実は結構あるんです。

 

 

 

閉じ込められる箇所については、トイレが圧倒的に多いのですが、その次に多いのが浴室です。

 

 

寝室など間仕切りのドアが壊れる事もあります。

 

 

 

 

なぜ、このようにドアノブが壊れ、ドアが開かなくなるのでしょう。

 

 

 

それは、トイレや浴室、寝室などの室内で使われる錠前は、玄関などの錠前に比べると、それほど頑丈な物が使われていない事がほとんどです。

 

 

(もちろん、玄関に使えるくらい頑丈な物が付いている場合もあります)

 

 

 

ただでさえ、小さな錠前なのに、トイレの錠前などは、かなりの回数使用されます。

 

 

 

家庭によっては、玄関よりもトイレの方が、開け閉めをする回数が多いところもあると思います。

 

 

 

その為、経年劣化による内部破損が、玄関よりも早く起こってしまいます。

 

 

 

トイレの次に多い浴室は、使用頻度自体はそれほど高くありませんが、常に湿気にさらされ、錠前にとって良くない環境で使用されているため、やはり玄関よりも先に壊れる事がほとんどです。

 

 

・鍵が壊れ、不幸にも6時間もトイレに閉じ込められたご主人様

さて、ここからは、不幸にもトイレに閉じ込められてしまった方を、実際に救出に行った時の話をいたしましょう。

 

 

 

これまで沢山の方々を救出してきましたが、その中でも特に印象深かった現場の話をさせて頂きます。

 

 

 

 

朝7時頃、その家の奥様から、トイレの鍵が壊れたと、ご依頼のお電話を頂き、現場に急行しました。

 

 

現場はとある公団住宅の一室でした。

 

 

 

調べると、錠前の内部が破損していました。

 

 

 

ドアに傷を入れないよう、慎重にドリルを入れ、錠前の本体の表面に穴を開け、その小さな穴から特殊工具を入れ、折れた金属の部品を除去しドアを開けました。

 

 

 

 

しかし、無事にトイレを開けると、中に閉じ込められていたご主人様がなぜかご立腹。

 

 

 

 

ようやく心が落ち着いてきた、ご主人様が、ご立腹だった理由を話してくれました。

 

 

 

 

その理由を聞いて、何となくご主人様のお気持ちも理解出来ました。

 

 

 

 

「実は、私がトイレに入ったのは夜中なのです。

 

 

 

 

トイレから出ようとしたとき、鍵が壊れて外に出れなくなりました。

 

 

 

その時は、家族全員いるから大丈夫と楽観的に考えておりました。

 

 

 

そして、トイレの中から、家族に呼びかけました。

 

 

 

しかし、寝室や子供部屋はトイレからそんなに離れていないのに、誰ひとりとして起きてくれないのです。

 

 

 

大声で叫びました。

 

 

 

それでも誰も起きてくれません。

 

 

 

ドアをガタガタ揺らし、音を立てたり色々やりましたがそれでもダメでした・・・」

 

 

 

 

「そうこうしているうちに朝日が登り始めました。

 

 

 

新聞配達のバイクの音が聞こえ、これしかないと思いました。

 

 

 

階段を登って来た、新聞配達員の方に助けてくれと言いました。」

 

 

 

「そして、驚いた新聞配達員の方が、我が家のピンポンを押してくれました。

 

 

 

”何か、お宅のトイレの窓から、助けてくれと叫ぶ声が聞こえますよ!!”と

 

 

 

こうして、ようやく家族の者が、私の存在に気づいてくれたのです」

 

 

 

 

このご主人様の場合、6時間後にようやく救出されましたが、平均すると、閉じ込められてから、ご家族の方が異変に気付き、救出になるまで、2時間を要しているようです。

 

 

 

余談ですが、錠前の破損ではありませんが、トイレのドアのそばに立てかけていた荷物が倒れ、ドアが開かなくなり、真冬に20時間以上も閉じ込められてた方を救出したこともあります。

 

 

その時の話はこちらへ

 

 

 

・かく言う私自身も、鍵が壊れ浴室に閉じ込められた事があります

このように、色々な方々を救出した私ですが、私自身も閉じ込められた事があります。

 

 

 

あれは数年前の事、一戸建てのお家を賃貸で借り、引っ越しました。

 

 

 

引っ越したその日、お風呂に入ろうと思い、ドアノブをひねったら、錠前も古く、なんだか嫌な感じが。

 

 

 

 

仕事柄、いろんなドアを扱うので、そろそろ壊れそうだなって言うのは、何となくわかるのです。

 

 

 

とりあえず、近いうちには新品に交換するか。

 

 

 

 

と思い、お風呂に入りました。

 

 

 

 

そして、出ようとしたら、ドアノブが錆びていて、ボロっと取れてしまいました。

 

 

 

 

普段は(もし万が一錠前が壊れたら、これとこの工具を使ってあけよう)

 

 

 

と、例えば剃刀の刃だったり、何かしら工具として代用できそうな物を浴室に置いているのですが、その日は引っ越しの当日で、まだ片付けも終わっていなかったので、浴室にはシャンプーと石鹸しか置いていませんでした。

 

 

 

そんなわけで、情けないことに、閉じ込められてしまいました。

 

 

 

壊れそうなドアノブだなぁとは気づいてましたが、まさか引っ越したその日に壊れるとは・・・

 

 

 

幸いにも、浴室には窓がありましたので、そこから脱出しました。

 

 

 

もちろん全裸です。

 

 

 

いくら家の敷地内とは言え、通行人にもし見られたら危なかったのですが、たまたま誰も通らなかったので、事なきを得ました。

 

 

 

 

・何か予防法はないのでしょうか

 

 

特にこれといったものはありませんが、もしあなたがそのドアを10年以上お使いなら、そろそろ新品に入れ替えた方がいいかもしれません。

 

 

 

また、ドアノブのガタつきが大きくなってきたら、それは危険信号です。

 

 

 

今すぐ交換をされた方が無難かもしれません。

 

 

 

当店では、同じものに交換するのはもちろん、より長持ちする錠前への切り替え工事も行なっております。

 

 

 

この機会に、トイレや浴室の錠前を点検されてみてはいかがでしょうか??

 

 

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