このページでは、古くなったサムラッチ錠(装飾錠とも呼ばれます)を、新しいものに取り替えた時の施工例を載せています。
サムラッチ錠には、大きく分けて、彫り込み錠タイプと面付錠タイプの二種類がありますが、このページでは、面付錠タイプの施工例について説明していきます。
彫り込み錠と面付錠は以下の写真をご参考ください。
錠ケースがドアの中に埋め込まれているものが彫り込み錠タイプで、錠ケースがドアの室内側の面に取り付けられているものが、面付錠タイプです。
ドアの中に、錠ケースが埋め込まれている彫り込み錠タイプ(上の写真の左側)の方は、サムラッチ錠の取替え(その1)のページをご覧ください。
さて、それではここから、面付錠タイプとなっているサムラッチ錠の取替についてご紹介いたします。
以下の写真が、今回取り替えるサムラッチ錠のです。
今回のご依頼は、室内のレバーが下がりっぱなしになっているので取り替えたいと言う内容でした。
こちらのような、面付錠タイプのサムラッチ錠はすでにどのメーカーの物も廃番となっており、もう手に入れることは出来ません。
ですが、新しいものに取り替えるためにいくつか方法があります。
結論から言うと、今回は以下の部品にお取替えしました。
工事完了後、お客様より
「何軒かの鍵屋さんに来てもらったが、ドアごと新しく取り替えるしか方法はありませんと、ことごとく断られてたので、あきらめていましたので良かった。」
とお喜びの声を頂きました。
このように、他社で断られたものでも、当店では対応出来た事例はたくさんあります。
他社で無理と断られた場合も、あきらめる前に一度ご相談下さい。
さて、今回はこのレバーハンドルを選択しましたが、他にも取り替える方法はございます。
ここからそれも含めて詳しくご紹介いたします。
さて、今回はレバーハンドルにて対応いたしましたが、同じような外観がご希望の場合は、サムラッチ錠にて対応することももちろん可能です。
その場合は、先ほどお伝えしましたように、面付錠タイプが廃番のため、加工して彫り込み錠タイプのサムラッチ錠に取り替えます。
加工が大変なので断られるのだと思います。
サムラッチ錠からは、やはり同じサムラッチ錠に取り替えた方が外観上の変化は少なく、デザイン的には良いかもしれません。
(サムラッチ錠にお取替えをご検討の方は、当店で取り扱っているサムラッチ錠をいくつか載せておりますので、サムラッチ錠の取替(その1)のページをご覧ください)
ただ、今回のような面付錠タイプから彫り込み錠タイプに切り替えるケースの場合、どうしてもドアにかなりの加工が必要となります。
そのため加工費も発生することになり、どのデザインの物を選択するかによってもちろん前後しますが、金額は概ね48000円前後かかるかと思います。(ワンロックの場合)
対して、今回取り替えたレバーハンドル錠の場合ですと、26000円(税別)にて、対応が可能でした。
(今回と同じ形のサムラッチ錠の場合の金額です。デザインや大きさ違いのものから切り替えの場合、加工料金が異なる場合があります)
そのため今回は、このレバーハンドルにて対応させて頂きました。
ただ、レバーハンドルに変更する場合、一箇所だけ前のサムラッチ錠のネジ穴が露出します。
それは、サムラッチ錠の把手の付け根部分を留めていたネジです。
この部分だけは隠れないので、パテで埋める形となります。
外観が既存のサムラッチ錠からレバーハンドルに大きく変わり、下の部分はパテ埋めとなりますが、その代わりコストは大幅に下がり、使い勝手は向上します。
最後に、比較のために施工前と施工後を並べた写真を載せます。
今回のように、使い勝手とコスト重視でレバーハンドルも、外観重視でサムラッチ錠も、どちらでも対応可能ですので、お好きな方をお選び下さい。
なお、面付タイプのサムラッチ錠は、サムラッチ錠の中ではかなり少数です。
ですが、その中でも大きさや形が様々ありますので、お取替えをご希望のお客様は、まずは写真をお送り下さい。
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それでは、今回の施工例はこの辺りで。
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