今回は、サムラッチ錠をデジタルロックに交換する工事の施工例を載せていきます。
前回、サムラッチ錠をデジタルロックに(1)のページで紹介したいデジタルロックは廃番となり、今回紹介させていただく部品が後継モデルとなります。
サムラッチ錠については、ほかのページでも紹介してはいるのですが、親指(英語でthumb=サム)で操作することによりラッチを動かすので、サムラッチ錠と呼ばれます。
またサムラッチ錠のほとんどが、装飾模様が施されているため、装飾錠とも呼ばれます。
装飾模様があり、アンティークで美しいのですが、人によっては使いづらさをお感じになられる方もおられるかと思います。
今回は、そんなサムラッチ錠を、使いやすいレバーハンドル型のデジタルロックへお取替え致します。
さて、それではここから、サムラッチ錠をデジタルロックへ切り替えた時の施工写真を載せていきます。
ただ、今回の工事は時間の関係上、事細かにドリルで穴をあけた写真を撮る時間がなかったため、大まかな写真しかありません。
まずは、今ついている錠前を外していきます。
今回は、上についている補助錠も防犯性能の良いものに取り換えるため、主錠と共に外していきます。
時間の都合上、ここから一気に作業を取り付け作業を行なったため、次の写真がデジタルロックを取り付けをした後の写真となってしまいます。
下の写真で手に持っているのが、今まで付いていたサムラッチ錠の錠ケース。
ドアに取り付けられたデジタルロックの錠ケースより少し小さいです。
デジタルロックの錠ケースの方が大きいため、ドアに穴を広げる加工を施さねばならないのですが、今回のようなアルミ製のドアの場合、穴を広げて取り付ける作業は容易です。
ただ、同じようなアルミ製のドアでも、別にアルミ製のカバーがあって、カバーも加工しなければならない場合などは、工事が少し難しくなります。
ドアの形状・材質で工事の難易度が変わってきます。
また、ドア枠の方に、かんぬき(デッドボルト)やラッチボルトを入れるための受け金具をつけるための工事も必要なのですが、これも枠の形状や材質で難易度がかなり変わってきます。
ここからは完成後の写真となります。
サムラッチ錠は、把手(とって)の部分がアーチ状となっていますので、把手の取り付け部分の下側の穴は、デジタルロックでは隠せません。
そのため、この部分は裏側から金属で補強した上でパテ埋め&塗装を致しました。
なお、冒頭で今回は上の補助錠も防犯性能の良いものへ取り換えますと書きました通り、上の補助錠は、ゴールのディンプルキー、V-AD5で一式交換しています。
今回お取替えしたデジタルロックの説明を最後に載せようと思います。
ゲートマンNeroと言う製品です。
ゲートマンは正規輸入品と並行輸入品がございますが、当社で取り扱っているものは正規輸入品です。
ゲートマンNeroは、自動施錠(ドアを閉めると鍵が自動でかかる)と手動施錠が簡単に切り替えが出来ます。
鍵を開ける際は、暗証番号の他、付属のカード(4枚付属してきます)や、交通系ICカードでも開けることが可能です。(※正規輸入品の場合)
また、先にお知らせしたとおり、当社で取り扱っているものは正規輸入品のため、三年間の保証、一年間は操作が不明の際などに、24時間対応のコールセンターによるサポートが受けられます。
サムラッチ錠からデジタルロックへの取替の際の費用ですが、加工の難易度やドアの材質で金額が大きく異なるため、都度都度の見積もりとなります。
これはサムラッチ錠からサムラッチ錠、サムラッチ錠からレバーハンドル錠への取替の場合も同様です。
一軒一軒加工の量、方法が違うため、ほかの施工例と違って金額がかなり前後するためです。
LINEにて写真を送っていただければ、金額をお出ししますので、サムラッチ錠をお取替えをお考えの方は、お送りください。
また。LINEで写真を送って頂けると、割引もございますので、ぜひご利用ください。
それでは今回の施工例はこの辺で。