廃盤品のドアクローザーの新品への加工交換

先日、ドアクローザーが壊れたので新品に替えて欲しいと言うご依頼を頂き、作業をさせて頂きました。

 

 

しかし、このご依頼は、ただの取り替えのご依頼ではありませんでした。

 

 

 

どういう事かと言いますと、まず初めに、現場に行ったところ、ドアクローザーが外され、現物がありませんでした。

 

 

 

ドアクローザーと言うのは、メーカーや種類によって、穴の位置が多種多様あるため、元々付いていた物が何かわからないと、交換をしようにも、どれをチョイスして良いかわかりません。

 

 

依頼主である内装業者に、元々取り付けてあったドアクローザーを見せてくださいとお伝えすると、意外な答えが。

 

 

 

何でも、元々他の鍵業者に交換を依頼していたそうです。

 

 

その業者が、部品を調べますと言ってドアクローザーを外して持って帰ったはいいものの、後日になって、この商品は廃盤品で、代替え品もないので、うちでは出来ませんと断られたのだとか。

 

 

その後、鍵業者の数社に断られ、途方にくれていたと言うことでした。

 

 

そう言った特殊な状況ではあるけれど、何とかして欲しいと言うご依頼でした。

 

 

 

そんな紆余曲折があったおかげで、当店にご依頼を頂いたのは、住居の引渡し日のわずか三日前でした。

 

 

 

何とか引渡し日までには、工事を完成させて欲しいとの事でしたが、如何にせん、現物はなく、あるのはネジ穴が開いたドアだけ。

 

 

 

カギの救助隊福岡施工例ドアクローザー1
カギの救助隊福岡施工例、ドアクローザー2

 

 

 

せっかくお問い合わせ頂いた上、お困りだと言うことで、何とかお役に立ちたいとは思ったものの、これはとても難しい問題でした。

 

 

 

店舗に戻り、取り扱っている全てのメーカーのカタログの、全ての商品の切り欠き図を見て、探しました。

 

 

 

が、現在では廃盤なのか、この穴にきっちり合うドアクローザーは見つけられませんでした。

 

 

 

となると、今度は代替え品を探すと言うことになるのですが、ドアの変な位置にネジ穴が開けられているので、どの商品を使えば穴が隠れるのかを考慮しながら探して行かねばなりません。

 

 

 

 

元付いていたドアクローザーがあれば、もっと早く廃盤かどうかの調べがつき、代替え品もすぐに見つかっただろうに・・・

 

 

 

全く、いい加減な業者も居るものですね。

 

 

 

このようにいい加減な鍵業者って、実は結構いるんです。

 

 

 

他の業者に依頼し、鍵を取り替えたものの、その時の取り付けに不備があり、わずか数ヶ月で、錠前本体にトラブルが現れてしまい、お客様から、その業者は信用ならないと言うことで、その修繕に当店が選ばれる事がたまにあります。

 

 

 

それはさておきまして、長い時間を掛け、色々と調べた結果、美和ロックのベターリビング製品が、元々あったネジ穴がギリギリ隠れ、強度を保ったまま取り付けが出来そうな事がわかり、早速メーカーに手配いたしました。

 

 

 

取り寄せに二日を要したため、残り一日で仕上げをしなくてはならなくなりました。

 

 

 

 

 

手元に届いた製品を持っていき、早速作業に取り掛かりました。

 

 

 

ここから先はとても神経を使う作業です。

 

 

 

元々あるネジ穴が隠れ、かつ新しいドアクローザーは取り付け穴が違うため、前の穴と干渉して、ネジ穴がつながったりして、強度が落ちないように考えねばなりません。

 

 

 

その関係で、メーカーが推奨する位置からずれたところに取り付けとなるのですが、そうなると今度は、その位置で不具合が出ないように、時には取付金具を自作したりします。

 

 

 

そうして色々と計算をして開けたネジ穴がこちらです。

 

 

 

 

 

カギの救助隊福岡施工例ドアクローザー3

 

 

ドアクローザー本体を取り付けた時に前のネジ穴(外側の4点)が隠れる位置でありながら、どのネジ穴とも繋がってバカ穴になることのない位置に穴を開けました(内側の4点)

 

 

 

 

カギの救助隊施工例、受け側

 

 

こちらはドア枠側、アームが取り付けられる位置です。

 

 

 

同じく、取り付けた時に穴が隠れ、かつ前のどの穴ともつながったりしないように、細心の注意を払い穴あけ加工をいたしました。

 

 

 

 

 

 

カギの救助隊福岡施工例ドアクローザー完成図

 

さて、こちらが新品のドアクローザーを取り付けたところです。

 

 

 

 

前の穴のどの部分も出て来ず、かつ取り付け強度も落とさず取付致しました。

 

 

 

許容範囲が狭く、1ミリでもずれると、前の穴が出てきてしまうと言う難工事でしたが、無事に終わりました。

 

 

 

 

ドアクローザーと言うのは、ドアの重さで、取り付ける製品が違いますので、重さによって値段が大きく異なります。

 

 

 

 

今回のこのケースの場合、難しい加工の料金まで含め、税別18000円で、施工致しました。

 

 

 

 

軽度の加工もしくは、加工が必要なかったり、ドアが軽量であればあるほど、料金は下がります。

 

(一般的には15000円ほどで収まることがほとんどです)

 

ドアクローザーの事でお悩みでしたら、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

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