マンション共用部オートロックの鍵穴修理

先日、福岡市内にあるとあるマンションの管理組合様から、マンションのオートロックの鍵が回らなくなったので、修理をして欲しいとご依頼を頂き、行って参りました。

オートロック操作盤の鍵穴

分解してみると、鍵穴内部に、ゴミや埃が堆積していました。年間を通すと、かなりの個数の鍵穴清掃をしているのですが、ここまでゴミが堆積しているのは珍しい。

分解してゴミや埃をキレイに清掃した後、組み立てました。

 

ゴミ取り出し中の鍵穴内部、外筒の写真
ゴミを取り出しているところ。筒に一か所ある溝が、埃で完全に埋まっている。
ゴミ取り出し中の鍵穴内部、内筒コアの写真
鍵穴のピンがあるコアの部分。ここもゴミが付着している。
鍵穴から取り出したゴミや埃
鍵穴内部から出てきたゴミ

こうして、分解し清掃をしました。

ここまではどの業者でもやってくれる事ですが、今回はあまりにもゴミや埃の量がすごいので、さらに分解してみました。

おそらく、ここから先を分解する業者は少ないと思います。

 

鍵穴のピンを分解したところ。
さらに分解をしたところ、思った通りゴミがぎっしりと詰まっていたので、清掃しました。

正直この部分にまでぎっしりとゴミが詰まっていると言う状況は、これまで見た事がありませんでした。

 

ゴミが付着したままの鍵を、鍵穴に挿しこむと、当然鍵穴の中にゴミが入ってしまうのですが、マンションの共用部の中でも、とくに毎日たくさんの方に使用されるオートロックの操作盤の鍵穴なので、その分ゴミが入る機会が多かったのかもしれません。

鍵穴のピンの交換

こうして内部をことごとく分解して、清掃し組み立てた所、とりあえず正常に動くようにはなったので、それで良しとしたい所ですが、何か気になったのでもう一度分解し、ピンを全部バラして点検。

 

するとピンの角が、0.0数ミリすり減ってるのを見つけ、ピンを新しいものに交換を致しました。

(最後の写真の丸で囲ってる部分)

 

 

鍵穴内部のピンの新と古の写真
左列三つが新しいピン、右側が古いピン

 

 

 

ピン自体は頑丈に作られていますが、毎日たくさんの人に、相当な回数操作される共用部の鍵穴なので、やはりかなりすり減ってしまうようです。

本来なら鍵穴全体を替えたい所ですが、新しい物を注文すると、納期が1ヶ月ほど掛かるため、さすがにその期間誰もマンション内に入れないと言うわけにいかないので、すぐに現状復旧するためピンの交換を致しました。

 

 

通常はピンの交換など出来ない。

と簡単にピンの交換をしましたと書きましたが、実はピン単体をメーカーから取り寄せる事は出来ませんので、普通はピンの交換など出来ませんし、どの業者もやらないでしょう。

 

ではなぜ自分はピン単体を持っているかと言うと、こう言う時のために、事前に新品のシリンダーを分解して、ピンの種類ごとに分けて保管しているのです。

新品のシリンダーを幾つも潰してピンを取り出しているため、労力もコストもかかります。

ピンを交換せねばいけない事態などは、いつ起こるかわかりませんが、私たち鍵の救助隊福岡では、その場でお取引先のお役に立てるよう、労力もコストも使って事前に準備をしているのです。

 

 

リスクも高いピンの交換

さらに、労力とコストだけでなく、共用部用の鍵穴のピンを分解するのはとてもリスクがあります。

他の業者がピンの分解や交換をやらない理由はここにあります。

 

どんなリスクかと言うと、新品のピンに組み替える時、前のピンとコンマ数ミリ違うものを組み込んでしまったり、順番や向きを間違って組み込んでしまうと、特定の方だけが入室出来ない仕様へと変わってしまったりするのです。

 

つまり、工事を完了し、最終的なチェックの時、自分が預かった鍵で正常に動いて安心していたら、後になって、ご入居者様の数人が入れなくなっている事が発覚して、大クレームとなる。

と言ったリスクがあるのです。

そうなってしまうと、マンションにご入居されている全ての皆様の鍵をお借りして、全ての皆様の鍵で開くように組み直さないといけません。

 

このように、抱えるリスク、労力・コストは掛かりますが、「お客様の不安を解消し、安心と笑顔をお届けする事」を理念としている私たち鍵の救助隊ですので、お客様が安心してご入居出来るよう、労力・コスト、そしてリスクを掛け最善を尽くしています。

 

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