ここでは、サムラッチ錠(装飾錠)から、レバーハンドルへ切り替えた工事についてご紹介いたします。
サムラッチ錠は、装飾錠とも呼ばれる通り、デザインが凝ったものが多いのですが、親指で操作するため、使う方によっては使い辛さを感じられるようです。
特に、経年劣化が始まると、親指の操作部分が硬くなり、親指にかなりの力が必要となったりします。
そのため、場合によっては今回のように、レバーハンドルへ切り替えた方が良い場合がございます。
ちなみに、今回のご依頼は、この家から離れて暮らしておられるお子様から、
(ご実家のご両親が高齢のため、使いやすいものへ切り替えてほしい)
と言った内容のご依頼でした。
様々な案を提案させて頂きましたが、今回は上で説明した通り、レバーハンドル錠へ交換させて頂きました。
それではここから、順を追って工事内容のご紹介をさせて頂きます。
今回工事するドアは木製です。
ラッチの部分が小さいため、レバーハンドル錠へ切り替えるためには、大きく加工をしなければなりません。
その大きく加工せねばならない箇所がどの部分か、わかりやすくお伝えするため、写真に印をつけました。
緑の丸で囲んだ部分が、加工の必要な箇所です。
サムラッチ錠からレバーハンドルへ切り替える際、加工する面積の大きさで金額が変わってきます。
今回は加工する面積が大きく、加工料金がかかる工事となります。
以下の写真は、取付穴の加工前と加工後の写真です。
レバーハンドル錠の錠ケースの方が大きいため、穴を広げたことがお分かりいただけましたでしょうか。
下に、切り替え前のサムラッチ錠と、切り替え後のレバーハンドル錠のケースの比較写真を載せます。
外側はサムラッチからレバーハンドルになりましたが、内側もドアノブからレバーハンドルに変わりました。
使い勝手はかなり向上したのではないかと思います。
ちなみにこちらはLINEにてお問い合わせのお客様でしたが、施工後お喜びの声を頂きました。
大変な工事でしたが、やってよかったと思った瞬間です。
今回の工事は、既存で付いていたサムラッチ錠のケースの大きさが小さく、ケースの大きなレバーハンドル錠に切り替えるために、大きく加工が必要でした。
そのため、今回は加工工事費込みで、総額が46000円(税別)でした。
比較的加工が少なかった アルミ製ドアにてサムラッチ錠をレバーハンドル錠に切り替えた時の施工例も載せておりますで、併せてご覧ください。
最後に、参考までに使用した部品を載せますと、今回は
鍵穴には標準的なU9
レバーハンドルはアルミ製シルバー色の標準デザインのものを選択いたしました。
金額は、加工の範囲の他、装着をご希望されるシリンダー(鍵穴)、レバーの材質・色・デザインで大きく異なります。
そのため、基本的には都度都度見積りをお出しする形となりますので、サムラッチ錠をレバーハンドル錠に切り替えをご検討のお客様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
また、LINEにてお問い合わせ下さいますと、割引もございますので、ご利用ください。
それでは、今回の施工例はこの辺りで。