今回は、YAMAHA(ヤマハ)ドアについている、廃番品のレバーハンドル錠の交換の施工例を紹介致します。
今回お取替えする錠前はこちらです。
YAMAHA(ヤマハ)ドアに以下のデザインの錠前が付いていることもありますが、これら全てが廃番品となっています。
なお、同じYAMAHA(ヤマハ)ドアで、今回のようなレバーハンドル錠ではなく、以下のようなサムラッチ錠がついている場合があります。
このページではヤマハドアのレバーハンドル錠の交換の紹介ページとなっております。
サムラッチ錠のお客様は、以下のページに施工例を載せていますので、よろしければそちらをご覧ください。
それではここから、ヤマハドアのYAMAHAの刻印がある廃番品のレバーハンドル錠から、新しいレバーハンドル錠に交換した時の作業を紹介していきます。
先に今回お取替えした、新しいレバーハンドル錠を紹介します。
今回取り替えたのは以下の写真のものです。
色は写真のゴールドの他、シルバーもラインナップされています。
それではここから、工事の内容を紹介していきます。
まずは、今ついているYAMAHAの刻印がある錠前を外していきます。
今ついているYAMAHAの刻印が付いている錠ケースと、新しいレバーハンドル錠の錠ケースでは大きさが違います。
下は二つの錠ケースを並べた写真です。
新しい錠ケースの方が大きいので、ドアにノミを使って穴を広げていきます。
こうして、ドアに新しい錠ケース用の穴を追加して、錠前を取り付けて完成です。
作業の時間は、概ね2時間ほどです。
時間はドアの状態によって前後します。
以上で、今回のヤマハドアのYAMAHAの刻印があるレバーハンドル錠から、レバーハンドル錠への交換の施工例の紹介を終わります。
YAMAHAの刻印があるレバーハンドル錠から取替の場合、今回紹介した錠前への交換が一番きれいかと思います。
なぜなら、YAMAHAの刻印があるレバーハンドル錠のプレートが縦長であるため、他のレバーハンドル錠では、プレートが短いものが多く、前までの錠前が付いていた跡(外した時周りが日焼けしているが、外したところは日焼けしていないので色の違いが出ている)と、最も上にある二点の穴と、最も下にある二点の穴を隠せないからです。
今回紹介したレバーハンドル錠は、YAMAHAの刻印がある錠前をOEMで作っていたメーカーと同じメーカーの錠前なので、穴が全て隠れて綺麗です。
ただ、一つ注意点があるのですが、ほぼほぼ受注生産品のため、納期がかなりかかります。
今回注文した時は、2か月待ちでした。
注文した時のメーカーの工場の混み具合で前後するかと思いますが、いずれにせよ注文後すぐに納品されることはないのではないかと思います。
そのため、完全に故障して鍵がかけれない・ドアが開かないなど、緊急で交換せねばならないと言った場合は、納期を待っていられない状況なので、間に合わないかもしれません。
また、費用も仕入れの金額が年々上がっていってるので、都度都度メーカーへ問い合わせとなるため、このページで載せることが出来ません。
そのため、ヤマハドアのお家にお住まいの方で、そろそろお取替えをとお考えの方は、壊れてしまってからではどうしようもない場合がありますので、早めにご注文をされたほうが無難かもしれません。
なお、緊急で交換せねばならない、もしくは賃貸で貸している住宅にYAMAHAドアが使われていて、交換後の費用を抑えたいなどの場合は、穴が隠せないので、パテ埋めで対応とはなってしまいますが、以下のような錠前がお勧めです。
美和ロック(ミワロック)(MIWA)の錠前です。
四角いプレートが短いため、上下の四点の穴がパテ埋め対応にはなりますが、納期は短い場合が多いので、すぐに対応できます。
また、ミワロックに替えておけば、今後の鍵交換の費用が抑えられるため、ご自身がお住まいではなく、賃貸で貸す物件などの場合は、こちらの方がお勧めです。
以下のページに施工例を載せておりますので、よろしければあわせてご覧ください。
ただ、ミワロック等へのお取替えは、穴のパテ埋めでの対応などがありますので、工事の時期に余裕がある場合は、このページで紹介したい部品への交換が基本的にはよろしいかと思います。
それでは、今回の施工例紹介はこの辺りで。