発売当時、時代の最先端だったディスクシリンダーも、次第に時代遅れとなり、今世紀始め頃から増加が始まった海外からのピッキング犯の格好の餌食となりました。
そのピッキングによる犯罪に対応するため、幾度かの改良を経て誕生したのが、このMIWA U9です。
初期のものは、ピッキングに対してまだ若干弱く、またマイナスドライバーで開く鍵と週刊誌に書かれるほど、破壊に対しかなり弱かったのです。
そのため、今度はピッキング犯ではなく、破壊専門の泥棒に狙われる事となりました。
しかしその後は、改良をを重ね、最新版のものは、
”ピッキングに要する時間 10分以上”
と言う、防犯基準の最高レベルをクリアしました。
今現在、標準の鍵として新築現場で採用されています。
U9と同時期頃に販売が始まったMIWA URが、構造上鍵が折れやすく、鍵穴の中で鍵が折れたと言うトラブルが多い中、U9はURに比べるとかなり折れにくくなっております。
URは、マンションに付いているのを見るのは希ですが、福岡市内の公団住宅では、採用率が高いです。
特に、近年改修した団地や、新しく建った、3階建てのエレベーター付きの団地には高い確率で採用されております。
URそして上位モデルのPRに比べると故障が少なく、価格も手頃なU9。
おすすめです。
鍵交換用シリンダー
鍵交換用玉座(ドアノブ)
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