ピッキングには強い、しかし、鍵穴内に探知機を入れ、磁石を探知されると、不正な合鍵が簡単に作られてしまう、ECシリンダーの後継モデルとして登場したのが、一部でXECと呼ばれる83ecそしてE6と呼ばれるモデルです。
この両モデルと、初期のECとは何が違うかと言いますと、鍵穴内に、磁石だけではなく、ピンシリンダータイプのピンが内蔵されていると言うことです。
つまり、磁石を探知しただけでは不正に開錠することが出来ません。
その為、初期のECである、76ECに比べると、格段に防犯性能がアップしました。
しかし、今現在は生産がされていないことからわかるように、この83ECやE6シリンダーでも防犯性能は不十分でした。
実は、磁石を探知し不正に合鍵を作る作業と、ピッキング作業を組み合わせられると、不正に開錠されてしまいます。
76EC→83EC→E6と、鍵にあるくぼみの多いほど防犯性能が上がるのですが、一番最上位のE6でさえ、5分~10分もあれば不正解錠されます。
そのため、これらの鍵をお使いの方は、鍵の交換をオススメいたします。
また、これらのECシリンダー系は、生産されて20~30年経過し、磁力の低下が発生しております。
そのため今日では、正しい鍵を使っても開けづらくなってしまっている状況が多数発生しております。
家に帰ってきて鍵を差し込んだのに開かない。
そんな大変な事になる可能性もございます。
そう言った意味でも、そろそろの鍵の交換をオススメいたします。
実は、これらの磁石式の鍵よりも、見た目が一般的な鍵ではありますが、MIWA U9の方が(新しく製造されてる分)、防犯性能は上です。
ただし、鍵交換にも難点がありまして、現状こちらのECが使用されているお家の一部の方に関しては、鍵穴だけでなく、錠前本体ごとの交換となる場合がございます。
個々のケースによって異なりますので、詳しくは当社スタッフまでお尋ね下さい。
なお、お問い合わせの際は、こちらのページをご参考にしていただきまして、型番をお伝え頂ければ、スムーズにご案内出来ます。
鍵交換用玉座(ドアノブ)
キーレス錠