さて、本日は、新築時の錠前の取り付け不備による、錠前の修繕のご紹介です。
家が建った時の工事が悪く、数年後に不具合が出てくることって、実は結構あるのです。
今回は鍵交換にお伺いしたお客様のおうちに行ってみると、錠前の取り付け部分が悪く、グラグラしていたので、鍵交換と同時に、サービスで修繕させて頂きました。
正常な状態であれば、一番上と、一番下の部分にネジが付いているはずなのですが、下の方はネジが残っているものの、上の方にはネジがありません。
その下のネジですが、よく見ると、浮いてしまっています。
上の部分に関しては、新築の当初から、ネジが付けられていなかったと推測が出来ます。
下に関しては、ネジは付いているのは付いているのですが、きちんとタップ(ネジ山)が切ってありませんでした。
調べると上も下も、バカ穴になってしまっているので、同じサイズのネジは取付出来ません・
そこで、ワンランク上のサイズのネジを取り付けます。
写真の右側はM4と呼ばれる正規のサイズのものであります。
左側はワンランク上のM5と呼ばれるサイズの物。
ネジの部分が太くなりますが、頭も同時に大きくなってしまうので、錠前本体から頭が飛び出し、綺麗に取り付けが出来ません。
そこで、真ん中のネジを使います。
このネジは、太さがM5でありながら、頭のサイズはM4と同じと言う特殊ビスです。
これならば頭が錠前本体から飛び出す事はありません。
さて、この特殊ビスを入れるため、バカ穴となってしまったネジ穴に、M5のサイズでタップを丁寧に切り直し、元通り組み付けて終了です。
当店ではこのように、ただ鍵交換をするだけではなく、一緒に周辺の部品の修繕も行っております。
しかも難工事や、部品代が別途たくさん掛かる場合をのぞいて、多くの場合、無料で行なっております。
余談ですが、本当に酷い業者にあたると、ネジではなく、両面テープで取り付けをされることもあるんですよ。
鍵の調子が悪いから見てとご依頼を頂き、実際に分解点検をして、びっくりすることもあります。
ありえないような話ですが、本当の話です。
さて、当店ではこのように、鍵交換の際、ネジ一本の締め具合までこだわって作業を致します。
鍵の事でお困りなら、鍵交換が安心低料金の、カギの救助隊福岡にお任せ下さい!!
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